マリア様がみてる 薔薇のミルフィーユ 12/100

マリア様がみてる 21 薔薇のミルフィーユ (コバルト文庫)

　もう何冊目か数えるのも面倒くさいマリみての新刊ですよ。こうなりゃ最後まで読み通そうと少し意地にもなっております。いやけしてくだらなくなってきていると言うわけではないのですが。
　今回は三色の薔薇それぞれが主役となる３つのストーリーでした。注目の新妹についてはさらに持ち越しです。黄色は少し進展したような感じではありますが。前作から登場した有馬菜々は黄薔薇らしい強かな良いキャラでした。
　３つのストーリーのページ比重は紅＞黄＞白でしたが、俺の心に響いた重さは白＞黄＞紅でした。というかどうしていつもこう白薔薇の面々は俺の心の琴線に触れて来やがりますか。
　あとどうでも良いのですが紅薔薇の話を読み進めていくうちにユキチがどんどんボーイズラブ畑の住人に見えてきます。なんというか、柏木に対して祐巳を心配する発言なのにちょっと読み替えたら只のやきもちにしか見えなかったり。最近BLとかやおいのネタを見過ぎたからでしょうかね。ホントどうでもいい。
評価点：６点