リバーダンス2005広島公演
行ってまいりました。
すげえ!すげえ!客席から舞台近っ!20mぐらい!表情とか指先の動きまで見える!生!と、ものすごい大迫力でした。ホール自体が小さめだから近くて良かったわけですがその分ダンサーの方々は動きづらそうでした。サークルダンスのところやや楕円になってたような。
前回見に行ったのは2003年大阪公演でしたが、会場の大阪城ホールは広すぎて舞台までの距離があり辛かったです。この座席図のBタイプで、アリーナのすぐ後ろのスタンド席でした。横からよりはだいぶ良いのかも知れませんが遠かった……。それに比べて今回の座席ではこんな感じ(PDF)の1階席9列中央よりと言うポジション。舞台の大きさを比較してもらったら大阪城ホールの大きさのあり得なさがわかって頂けるかと。広島厚生年金会館の全席がアリーナに収まります。不思議。
しかし生で見ると素晴らしいです。DVDでは味わえない感動がありますよ。細かい感想も書きたいのですが伝えきれないのでダイジェストでお送りします。
- 初っぱなからダンサーの躍動感と音楽のハイボリュームを肌で感じてひと感動
- イリアン・パイプ(肘で空気を送り込む管楽器)のソロの素晴らしいこと。長音を振動させるように鳴らすのが面白い。あとこの人はロゥ・ウィスル(ホイッスル)なんかもやってるんだけどそっちも激ウマ
- 「シヴナ」での男性の身体の動きの柔らかいこと!片手をついての一回転とかするんですがしなやかに着地するため音が出ません。不思議
- 「ファイアーダンス」「アンダルシア」のフラメンコダンスがカッコいい。腕の流れるような柔らかい動きに魅せられる
- フィドラーのソロパートでの楽しそうに演奏する様に心ひかれます。パーカッションの人とのセッションもきまっていてカッコいい
- 第1部のシメの「リバーダンス」の整った動きにシビれました
- 「タップの競演」ではおきまりの黒人ダンサーの方が出てくるのですが、オーディエンスの反応が良かったためかいつもより長くダンスを。こっちが拍手すればするほど嬉しそうにテクニックをみせてくれました
- ロシアンバレエの一団も凄かった。抱き上げた女性を上に下にとくるくる動かしたり、しゃがみ込んだままの姿勢で回したり。あと身体の軸を傾けたまま回転する技も。すげえ
- 「扉を開けて」のシーンは初見。ダンスの伴奏に「マウス・ミュージック」が使われてました。要はアカペラみたいなもんなんですが高音域の楽器を鳴らしてるのかと一瞬勘違いしてしまうほど
- フィナーレはもう拍手の嵐。ずっと拍手するもんだからアンコールかのごとく一度去ったあともう一度ラインダンスをやってくれました。出演者から見ると非常にノリのいい客だったと思います
こんな感じでした。基本的にストーリー構成なんかは以前見たものからほとんど変化は無く、演出面で細かに変わってる物が多かったです。使用してる楽器なんかも昔見たときはギターなんかもありましたしフィドルの方がアコーディオン弾いてたりいろいろ変わったように思います。
非常に素晴らしい体験でしたので、次回来日時にも必ず行こうと心に誓いました。行けなかった片桐氏は残念。
追記
気付かなかったんですが日本人ダンサーの方もいらしたそうです。すげえ。
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