デトロイト・メタル・シティ 4
- 作者: 若杉公徳
- 出版社/メーカー: 白泉社
- 発売日: 2007/11/29
- メディア: コミック
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タイトル自体は実写映画化、アニメ化決定と上り調子なんですけどねえ。
なんというか、クラウザーさんのライブでのパフォーマンスも、それに対するDMCファンのリアクションも1・2巻の頃と比べると新鮮さに欠けていて、マンネリだと感じるようになってしまいました。
そもそもギャグ漫画でこんなこと言っちゃだめなんでしょうけど、登場人物の行動が支離滅裂なことが多くて読んでて嫌な意味でむずがゆい。あと根岸が気持ち悪い。そういう生理的にマイナスな要素があるせいであんまり良い目で読めなくなってきてます。
それでも、クラウザー時の根岸の言語センスはすばらしいと思います。この巻だと卵に対してキレてるところとかがちょっと良かった。
変にストーリーをひねろうとせずに単純にクラウザー暴走→ファン熱狂という流れの中でセンスの良いネタを盛り込む、といった初期の頃の話の方が良かったんですけどねえ。