喧嘩商売 9
- 作者: 木多康昭
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2007/12/06
- メディア: コミック
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それにしてもこの漫画、格闘漫画なのにネームが多い。そもそも作者がそう意図してるのかもしれないけど、格闘漫画というよりかは"格闘解説漫画"に近い気がする。動作一つ一つについて戦ってる本人が事細やかに説明するという。まあ青年誌に載るバトルモノとしてはこういった味付けが必要になってくるもんだと思うし、動作の意味がわかるんで読んでて納得はしやすいんだけど、どうしても「戦いながらしゃべりすぎだろ」的なシーンもあったりして気になるんですよ。
(追記)
と思いながら読み返してみると、結構しゃべりながら戦ってるシーンも"喋ること"に意味を持たせていることがわかってちょっと感心しました。主に挑発かブラフなんだけど。文さんの場合は"教える"ために喋ってるわけだけど、さすがにあんなに喋ってたら舌噛むんじゃなんて思ってしまったり。漫画なのにねー。