新本格魔法少女りすか2 9/100
- 作者: 西尾維新,西村キヌ
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2005/03/16
- メディア: 新書
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ファウストVol.3・Vol.4に掲載された第4話・5話に書き下ろしの6話が加えられた3話構成。
裏表紙に“魔法大冒険(ファンタジックアドベンチャー)”などと書かれておりライトノベルっぽい。いやライトノベルなのかも。でもライトノベルじゃないかも。境界があいまいで俺には判断つきません。人間の数だけライトノベルの定義がある。
この2巻ではあとがきで作者が言うように、りすかよりも新キャラのツナギのほうが目立っているため改題すべきだと思った。というか正直なところツナギのキャラの強さに比べるとりすかがかすんでしまいます。“新本格変態少女ツナギ”マダー?
ところでこいつらは、あっさりと“喰われる”という描写をやってのけますがこれって相当に恐ろしい描写ですよね。“刺される”とか“締め落とされる”とかならまだ人間の殺され方としてはキレイなほうですが“喰われる”ってのは酷い。イメージ的には“メッタ刺し”とか“生きたままチェーンソー”とかそんなぐらい酷い。でもそれがいい。
評価点:7点