旨い食い物を食う

 昨日今日と何故か旨い食い物にめぐまれており至福であります。
 昨日はヤナーギたちと共にジンギスカン祭りでした。羊肉ですよ羊肉。北海道に行ったことがあるにもかかわらずラーメン屋にしか行かなかったこの俺がここ広島で初めて出会う衝撃であります。曰く、脂っこすぎる、曰く、臭いがきつい、と不吉なことを言われていたため期待8割不安2割といったところでしたが、食してみたところ大成功でありましたよ。というか旨かった
 脂っこさは大量のもやしとキャベツでカバーすることに成功しましたし、問題の臭いは調理し始めこそは気になりましたが、いざ喰う段になるとむしろ食欲をそそるスパイス。人数に対して肉が多めとのことでしたのでガツガツ喰う。こんなに喰っちゃっていいのと疑問符を浮かべるぐらい喰う。そして訪れる満腹。幸せでした。
 
 そしてうってかわって本日、研究室の先輩が何故か香川に行ったために、突発的にさぬきうどん祭りが開催されました。とりあえず先輩の家で開催と言うことで移動。総人数9人お前ら落ち着け
 人が多すぎて身動きも取れない状態でとりあえず大量のうどんをゆでます。大量にあるため、全部同時にはゆでれないので少しずつ作ることに。とりあえず第一陣をゆであげ、釜たま(釜揚げたまご)にするとのことなので湯を切り玉子を落とし混ぜたのちツユをかける。その間に別のうどんをゆではじめ、さて俺も喰うかって既にねええええええええ!   涙が出た。
 とりあえず仕事を代わって貰って一方的に喰う役にまわることに成功。次の陣が投入されるやいなやお椀に群がる箸、箸、箸。……なるほどこのようにして先ほどのうどんは消え去ったのか。納得する小生。負けてはいられないとうどんを奪い胃袋に放り込む。なんという旨さ。舌から脳髄に向けてヤリを突き刺されたかのような衝撃に襲われる小生。うどんってこんなに美味しかったのですね。口いっぱいに広がるうどんと玉子と汁によるハーモニーに思わず小生昇天。幸せでした。
 美味しかったのは麺のおかげであるところが大きいんだろうけど調理法をメモ。いや、釜たまって初めて食べたのですよ。

  1. うどんをゆでる。心持ち固めの方がよい
  2. ゆであがったらざるで湯を切る。この際水で冷やしたりしない。むしろざるや器は事前に温めておくぐらいの気持ちで
  3. 器に移し玉子を落とす。混ぜる。混ぜる
  4. 好みでうどんつゆを投入。薬味にネギとかあると良い
  5. 喰う
  6. ネギが鼻と口を結ぶ管に入る
  7. むせてうどんを吹く
  8. 部屋の主にどつかれる